オーストリア、ワクチン未接種者のみのロックダウンが役に立たず、ワクチン接種者もロックダウンする
オーストリアは、コロナの感染者の増加の結果、11月22日より、完全なロックダウンを行うことになった。ロックダウンの対象をワクチン接種者にも広げるということである。つい先日、未接種のみに対するロックダウンを開始したばかりの政策変更である。これまでの経過を見ておこう。


つい先日、オーストリアは、ワクチンを未接種者のみをロックダウンするという前代未聞の政策を行った。
その結果、オーストリア国内では、大規模な抗議活動が開始された。
そして、実際に、オーストリアは、ロックダウンにより、ワクチンの未接種者を監禁し、警察官は、未接種者がいないかどうか街中を探し回った。屋内では人々を呼び止めて証明書を提示させ、屋外では車を止めて検閲を行った。
このような政策がオーストリアの市民に受け入れられるはずもなく、市民達は、強い抗議活動を行った。
ワクチンの未接種者をのみをロックダウンするという政策を多くの人々が非難をした。オーストリアの国内では、警察や軍隊の一部も抗議デモに加わる見込みである。
このロックダウン政策を非難したのは国内の人間だけでなく、当然に海外の人々も非難し、クロアチアの大統領は、オーストリアの政策をファシズムと呼んだ。
市民達は、諦めずに、政権に屈服することなく、反対の声を上げようとしている。11月20日には大きな抗議活動が行われることが告知されている。
国内からそして海外からもワクチンの未接種をロックダウンしたオーストリアだが、何の効果も見られなかった。今後、ワクチンの接種者を含め、国民全体をロックダウンすることになる。さらに、国民全体にワクチン接種を義務付ける予定だ。人間の基本的な自由を根本的に剥奪する政策である。このような政策が世界に広がらないことを祈る。