土曜日にフランスでワクチンパスポートに反対する民衆による大規模な抗議活動が行われた。フランス全土に渡って、毎週土曜日にこのような活動が7週間連続で行われている。
地方都市でも同様に、ワクチンパスポートに反対して、パリに負けない位の大きな抗議活動が行われている。
また、このような抗議活動が行われているのはフランスだけではない。欧州中の各国でワクチンパスポートに反対する運動が継続して行われている。
英国
イタリア
ギリシャ
ドイツ
イスラエル
この欧州でのワクチンパスポートのに反対する市民達の活動は、米国にも飛び火し、ニューヨークでも抗議活動が行われるようになった。
その一方で、デンマークは、ワクチンパスポートを含む一切のコロナ規制を廃止して元の平常の生活に復帰する見込みである。よって、現在は市民による抗議活動は行われていない。
ワクチンパスポートを含む全コロナ規制を撤廃するデンマークではコロナの死者は増えていない。
これに対し、ワクチン接種を推進し、ワクチンパスポートを義務づけ、コロナ規制を強化しているイスラエルでは、コロナの感染者や死者が劇的に増加している。
ワクチンパスポートの推進は、何らコロナによる被害を減らせていないことが分かる。勝ち組と負け組がはっきりしてきたようだ。
ワクチンの接種によるリスクが無視できない一方で、イスラエルなど、ワクチンの接種が進んでいる国を取り巻く状況を見ると、接種による効果が乏しく、感染を減らすことも死者を減らすこともできていないことが判明している。
日本では、ワクチンの接種が推進されるあまり、ワクチンを接種する人は良い人で、ワクチンを接種しない人は少数派で反社会的であるかのように説明されていまうことがある。しかしながら、世界の状況を見てみると、多くの国でワクチンを接種しない自由を求めて大規模な市民活動が継続して行われていることが分かる。