メルボルンのロックダウンに抗議するデモで、高齢の女性が警察に投げ倒され、ペッパースプレーをかけられる

9月18日に世界同時デモが行われた。メルボルンでも、自由を求める市民達がロックダウンやワクチンの強制接種に反対する抗議活動を行っていた。
メルボルンのビクトリア警察は、自由を求める行進を行っている市民達と対峙し、小競り合いを行っていた。
そして、自由に向かって進んでいる市民達の力は強く、警察の作っていた警戒線を突破した。
警察官の中には、元気のある若者達の動きを止めることは無理であると悟り、苦々しく思った者もいたのだろう。2人の警察官が、オーストラリアの国旗を持ち、平和的な活動を行っている70代の高齢の女性をターゲットとして定めた。彼らは、女性にタックルを行い、投げ倒し、そして、2人で同時にペッパースプレーを女性に吹きかけて止めを刺した。
止めを刺された女性は、路上で動けなくなった。
今回発生した警察官による高齢女性への暴行は、オートラリアの国民からの大きな反感を買っている。
そして、オーストラリアの国外のメディアによっても大きく報道された。

https://www.rt.com/news/535256-elderly-australian-knocked-melbourne-police/
ビクトリア警察のツイッターには、この件に対するオーストラリアの国民からの非難のメッセージ、当事者の事実関係の詳細な内容についての報告が多数寄せられている。

https://twitter.com/VictoriaPolice
暴行にあった高齢女性

暴行を働いたと疑われている警察官達


このようなことは今回に始まったことではない。つい先日も、警察は、平和的な抗議活動をしている少年にペッパースプレーを吹きかけた。
オーストラリアでは、市民に対する警察の暴行は日常茶飯事となっており、警察は、市民達からの信頼を失っている。
警察国家であるオーストラリアにおいて、メルボルンのビクトリア警察は、パンデミックが始まった当初、市民達を圧倒的な暴力で弾圧した。当時、抗議活動を行っている市民の数は多くなく、ロックダウンに異を唱える者はたちまち粛清された。民主主義は崩壊し、市民達の自由は失われていった。

https://www.heraldsun.com.au/news/victorian-police-put-mask-on-protester/video/aa1ab195c9f7f34cb76e21e49dc0e631
警察が暴力によって市民達を弾圧しようとする傾向は今でも変わらない。しかしながら、市民運動の規模は、以前と比べると遥かに大きくなっている。
オーストラリアの市民が自由を取り戻す日も遠くない将来にやってくるだろう。