フランスでワクチンパスポートが導入される
更新日:2021年8月12日
フランスでは、ついに、ワクチンパスポートが導入されてしまった。2021年8月9日より、カフェやレストラン等の飲食店の利用は、ワクチンパスポートの提示、または、72時間以内のPCR検査陰性の証明がある場合にのみ可能となった。

カフェやレストランでは、警察が見廻隊として監視している。ワクチンパスポートを所持していない場合は135ユーロの罰金。繰り返し違反すると最大9千ユーロの罰金が課される。屋外でリラックスして食事をできる雰囲気はない。
特定の鉄道を利用する場合には、事前に青いブレスレットを付けて乗車するようになった。
フランスの国民は、とても不便な生活を強いられるようになったことが分かる。このワクチンパスポートを導入する前、大勢のフランスの民衆が反対していた。
多くの民衆は、独裁政権に反抗し、マクロン大統領の辞任を求めた。
しかしながら、マクロン政権は、民衆の声を聞き入れることなく暴力的な方法で抗議者を弾圧した。警察は、無差別に民衆を攻撃し、逃げ遅れるた高齢者に暴行を働いたり、有害な催涙スプレーを振りかけた。
フランスは民主主義国家ではなくなり、政権は、民衆の声を聞くことなく、弾圧に走るという恐ろしい状態である。
しかしながら、このような末期的なフランスの状況は日本ではあまり報道されていないようだ。日本では、フランスが平和な国であるかのうように、スカイツリーをフランスの国旗を示すトリカラー(3色)にライトアップしている。
フランスの国旗の3色は、「自由・平等・博愛」を示す。しかしながら、フランスにはそのような自由も平等も博愛もない。民衆は自由を失い、差別を受け、暴力によって隷属させられている。