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  • 執筆者の写真You3_JP

ベトナムは国民にワクチンを接種開始後、感染者が大量発生。ゼロコロナを断念し、ウィルスとの共生を模索







 かつてベトナムは、コロナの封じ込めの優等生と言われており、ゼロコロナを達成したと言われていた。




 そして、今年の初めには、コロナを封じ込めていると信じていたベトナムの国民は、マスクを着用せずに全く平常の生活を営んでいた。



 ところが、国民に対するワクチンの接種が開始された結果、ワクチンの免疫を回避するような強い選択圧がかかり、コロナの流行株の中で、強い感染力を有する新変異株が占める割合が高まった。






 ベトナムの場合は、国民全体のワクチンの接種率は低いままといえるが、ワクチンを接種済の医療従事者の中で変異が加速し、その変異した新変異株の感染が一気に広がった。




 かつてベトナムは、本当の実態は不明であるものの、一応は、コロナウィルスを封じ込めているとされていた。ところが、ワクチンの接種開始後、途端に感染者は急増し、死者も急増してしまったことになる。なんとも皮肉なことであろうか。






 ワクチンの接種を国民に開始した後、死者が急増したのはタイも同じである。




 新変異株によって感染が猛烈な勢いで広がったが、それでも、ゼロコロナの夢を捨てきれなかったベトナムでは、厳格なロックダウンを行った。YouTubeにベトナムのロックダウン中の様子を移した映像がアップロードされている。街の中にある通りも商店も静まり返り、人の姿を見ることが無い。