
早くも2回目のワクチン接種が役に立たなくなり、3回目のワクチン接種が必須になる(イスラエル)
イスラエルでは、ファイザー社のワクチンの効果がほぼ完全に衰え、3回目の接種が必須となった。
ベネット首相は、次のように述べている。
「ワクチンを2回接種した人達は、2回目のワクチンの効果が「デルタ」変異株に対して衰えているということを理解していません。守られていると勘違いして自由に歩き回ってコロナに感染して重症化して入院しています。」
イスラエルで既にワクチンの感染予防の有効性が無くなってきていることについては以前取り上げた。

https://www.bethyself.jp/post/israel-s_prime_minister_says_efficacy_of_vaccine_is_significantly_low
その際、大手メディアは、重症化の予防の効果は依然として残っていると報道していたのだが、
イスラエルでは、感染予防の有効性だけでなく、やっぱり、重症化予防さえもなくなっていることが指摘されていた。
7月の時点で、1月にワクチンを接種した高齢者には、感染予防の有効性が16%しかないと言われていた。
そして、そのとき、実際のところ、高齢者での入院や重症化予防の有効性は70~75%だったようだ。

8月になると、高齢者での感染予防の有効性はほぼ無くなった。
そして、イスラエルの保健省は、重症化予防の有効性が50%台に低下したことを認めた。
最近の研究によれば、ファイザー社のワクチンによって得られる抗体は、2~3ヵ月で半減し、半年後にはほとんどなくなってしまうことが判明している。
https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2021.08.15.21262067v2