紅茶をデカフェ(カフェインレス)にする方法とは?

近頃、カフェインを抽出したコーヒー「デカ déca 」を飲むのが一般的になってきましたね。ですが、カフェインを取り除いたお茶「デテ décthé」は見かけたことはありますか?あまりみた事がないかと思います。今回は、紅茶を簡単かつ短時間でデカフェにする方法をご紹介したいと思います。
テインとカフェインの違いについて
お茶の脱茶の方法を説明する前に、思い出していただきたいことがあります。すでにこちらの「コーヒーのカフェインとお茶のテインの違い」の記事でご説明しましたが、この2つの名前は、実は同じ分子を指しています。
そう、テインとカフェインは、実は同じものなのです。どのように作用するかが違うのです。もっと詳しく知りたい方は、ぜひそちらの記事を読んでみてください。
簡単にお茶を出すには?
お茶を淹れるとき、最初に水中に放出される成分はテインです。そして、蒸らす時間が長いほど、ポリフェノール(抗酸化物質)などの成分が多く出てきます。
そこで、お茶をカフェインレス化するには、次のような手法があります。
・カフェインの50%以上が放出される30秒間、お茶を淹れます。
・この最初に淹れたカフェイン入りの水は捨ててください。
・もう一度お茶を淹れたものを飲みましょう。
このようなお茶の淹れ方をすれば、カフェインの取りすぎに悩まされることはないでしょう。とても簡単にサッとできる「デテ」。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
校正Erika
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