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蕎麦茶の優れた効用と焙煎・飲み方


先日、家の近くの小さなお店でお茶のカタログを見ていたら、蕎麦茶に出会いました。蕎麦茶は「煎じ茶」に分類されていたのですが、日本好きの鍛えられた私の目では、なぜ蕎麦茶は煎じ茶なのだろう?と疑問に思ったのです。勿論、蕎麦の美味しさを知っているのですが......。というわけで、蕎麦についてもっと知りたくなり、蕎麦茶について勉強をしたので、ご紹介したいと思います。

 

蕎麦茶とは?


蕎麦茶は、日本発祥の焙煎した蕎麦茶です。


この蕎麦茶は、ホットでもアイスでも飲むことができ、とてものど越しの良い飲み物です!



蕎麦茶の効用


●マグネシウムを補給する


マグネシウムは、私たちの体を正常に機能させるために不可欠なミネラルであり、蕎麦茶は、現代の食生活で多く不足しているマグネシウムを豊富に含む飲み物です。マグネシウムは、私たちの体内の多くのプロセスを調節しています。


・筋肉を収縮させる

・骨の健康を強化させる

・免疫系の正常な働きに寄与する

・高血圧、疲労、不安、うつ病の予防に役立つ

・ビタミンDの活性化に不可欠な役割を担っている


このような効能があることを知ると、蕎麦茶を始める良いきっかけになりますね。



●ルチン:強力な抗酸化物質


さらに、蕎麦茶には抗酸化物質が豊富に含まれており、特にルチンはフリーラジカルの攻撃から私たちの体を守ることができるのです。フリーラジカルとは、日々の攻撃(汚染、ストレス、タバコ、内分泌かく乱物質など)に反応して、私たちの体内で生成される要素です。抗酸化物質には、フリーラジカルを中和する働きがあります。



●食欲を抑える


蕎麦茶は、タンパク質を含んでおり、その効果により、満腹感を得ることができる飲み物でもあります。タンパク質は満腹感をもたらすので、食欲抑制に最適な飲み物なのです。



●カフェインやグルテンは一切なし


蕎麦茶は、厳密にはお茶ではないので、テイン(カフェイン)は含まれておらず、また、蕎麦の実にはグルテンが含まれていないため、グルテンも含まれていません。そのため、腸を刺激することはありません。


以上が蕎麦茶の効用です。色々と興味深い点がありますね。



蕎麦茶の作り方


蕎麦茶の作り方はとても簡単です。蕎麦の実、水、カップ、鍋があればOKです。



1. そばの実を焙煎する


まず、必要なそばの実を鍋(フライパンでも可)に入れ、焙煎します。カップ1杯分に対して、大さじ1杯程度の実を使用します(お好みで調整してください)。コーヒーのように、種を「焙煎」しましょう。


もちろん、あらかじめ適量の種を焙煎しておけば、毎回やる必要はありません。焙煎したものは、酸化を防ぐために、しっかりと空気に触れさせずに保存するようにしましょう。


鍋やフライパンを定期的にかき混ぜ、種の全面をよく炒めます。種が茶色くなり、軽くナッツの香りがするまでローストしてください。焦がさないように注意しましょう。焦げてしまうと、味にも健康にも、よくありません。



2. そばの実の煎じ薬


種を焙煎したら、茶こしに入れるか(または急須)、カップに直接入れます。95℃に熱したお湯をカップに注ぎ、お好みで4~10分淹れてください。お湯がピンクからオレンジのきれいな色になります。


種を直接カップに入れた場合は、種を吸い上げないようにしてくださいね。


驚くと思いますが、本当にとても心地よい味わいを堪能できます。



3. 淹れた後


煎じ終わったら、種は捨てないでくださいね!お料理やお粥、サラダなどに再利用できます。種は美味しくて、まだまだ栄養価が含まれていますから最後の最後まで使ってくださいね😋。



校正Erika

 

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