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洋ナシのシュトゥルーデル



洋ナシのシュトゥルーデル



洋ナシのシュトゥルーデルは、アイコンであるアプフェルシュトゥルーデル(調理したリンゴをシュトゥルーデル生地で巻いた菓子)にアレンジを効かせたという感じと言ってもいいかもしれませんが、私はちょっとだけオリジナリティを加えてみました。


アプフェルシュトゥルーデルにアレンジを効かせたとはいえ、洋ナシのシュトゥルーデルはオーストリアの有名なデザートの一つです。


そもそも、シュトゥルーデルについてご存知ない方もいるかもしれませんが、このお菓子は、オーストリアの代表的なデザートの1つです。伝統的なウィーンのカフェで味わうシュトゥルーデル格別でしょうね。

私はウィーンに行ったことがありません。でも、いつかは発見してみたい街です。非常に観光地化されていて馬車に乗るといったことはあまり魅力的ではないのですが、この街には何か古風な雰囲気があり、関心があります。少なくとも、私にはそういうイメージがあるのです…。

皆さんはオーストリア、特にウィーンといえば何を想像するでしょうか?私はというと、洋梨のシュトゥルーデルの他にホットチョコレートやクラシックダンスを思い浮かべます。


ダンスに関しては、ボリショイ・バレエからマリインスキー・バレエなど…。ウィーンはロシアに似ていますね。話は変わりますが、France Cultureの番組でロシアのバレエの歴史を紹介していますので、ご興味のある方はチェックしてみてくださいね。



シュトゥルーデルの長い歴史


アプフェルシュトゥルーデルが美味しくてとてもクラシックだとしたら、私は洋ナシのシュトゥルーデルの方が繊細だと思います。というよりもより繊細になったと言うのが正しいように思います。きっと梨の食感がその繊細さを生み出しているのでしょう。


この記事を書きながら、最古のシュトゥルーデルのレシピ(リンゴ入り)は1696年にさかのぼることを知りました。


つまりシュトゥルーデルは4世紀経った今でも人気のあるレシピなのです。


そもそも、シュトゥルーデルのレシピが考案されたフランス17世紀では、ガストロノミーにとって重要な時代だったようですね。関心がある方はそちらの記事を読んでみてください。


ちなみにですが、「サウンド・オブ・ミュージック」でジュリー・アンドリュースが歌った「My Favorite Things」では、好きなものの中には、クランブル入りのアプフェルシュトゥルーデルが出てくるほど、人気のお菓子だということがお分かりかと思います。


余談になりますが、オーストリアのデザートにはシュトゥルーデルの他にチョコレートを使ったザッハトルテなどもありますのでご参考まで…。

シュトゥルーデルを成功させるためには、生地の厚さがポイントになってきます。


その以外のところではあまり難しくありません。複雑なテクニカルなスキルも、希少で高価な材料もなく、ただ、生地を透明に近い状態にまで薄く仕上げることが大切です。


以前、シュトゥルーデルの生地越しに新聞が読めるようになるはずだなんていう記事を読んだことがあります。ですが、そんなことをしなくても、皆さんのシュトゥルーデルは大成功を収めることができますので、ご安心くださいね!



洋梨のストルーデル(6人分)


準備時間:45分

調理時間: 45分

生地を寝かせる時間:1時間30分


【洋ナシのシュトゥルーデルの生地の材料】


・小麦粉:180g

・チアエッグ:1個(大さじ2の種を大さじ3の水に溶かしたもの)

・メープルシロップ:大さじ1

・ぬるま湯:60ml

・塩:1つまみ

・中性油(グレープシードオイルなど):大さじ1


【洋ナシのシュトゥルーデルの具の材料】

・梨:6個

・レーズン(スルタナなど):80 g

・くるみ:50 g

・未処理のレモンピール1個

・さとうきびやマスコバドなどの精製していない砂糖:50g

・スペキュラースを砕いたもの(クッキーの一種):60 g

・ヴィーガンバター:50g



【作り方ーステップ1】


(1)まず初めにレーズンをボウルに入れ、ぬるま湯をかけて膨らませる。同時に、小さなボウルにチアシードを入れ、水を加えてジェル状にさせる。レモンの皮をすりおろしておく。

(2)洋ナシのシュトゥルーデルの生地を準備する。ボウルに小麦粉、砂糖、塩を入れて混ぜて、真ん中に穴を開ける。そこにチア・エッグ、メープルシロップ、オイル、レモンの皮、水を入れてスパチュラでよく混ぜる。

(3)ボウルの側面にくっつかなくなるまで、生地をこねる。打ち粉をした作業台にシュトゥルーデルの生地を置き、弾力のある生地になるまでこねる(ピザ生地のような食感)。

(4)ボール状にして、清潔な布で覆い、暖かい場所で1時間半ほど寝かせる。



【作り方ーステップ2】


(1)洋ナシのシュトゥルーデルのフィリングの準備をする。初めに、洋ナシの皮をむき、4等分にして芯を取り、薄くスライスする。ふやかしておいたレーズンを絞っておく。

(2)熱したフライパンでクルミを数分間ローストし、粗く砕く。スペキュラースをミキサーにかけ、粉末状にする(ミキサーがなければ、2枚のクッキングシートの間に挟み、麺棒で砕く)。バターを小鍋で湯煎して弱火で溶かしておく。

(3)ボウルに洋ナシのスライスを入れ、粉末状にしたスペキュラースを加えて軽く混ぜる。次に、レーズン、刻んだナッツ、砂糖を混ぜ、溶かしたバターを加えるて、混ぜておく。オーブンを200°に予熱する。

(4)軽く打ち粉をした作業面の上にティータオルを敷き、生地をできるだけ薄く長方形に伸ばす。まず麺棒を使って伸ばし、次に手のひらを使って伸ばす。生地は非常に薄く、透明になるようにすることがポイント。

(5)次に、先程混ぜておいたフィリングの水気を切り、長方形の表側に、少なくとも両サイド5cmを残した状態にして、生地の上にフィリングをのせていく。乗せた後はティータオルを使って、洋ナシのシュトゥルーデルを優しく巻いていく。巻き終わりは生地を摘んで馴染ませておく。

(6)最後に、トレイにベーキングペーパーを敷き、その上に洋梨のシュトゥルーデルを置く。焼き色をつけるために、植物性のクリームを表面に塗る。45分焼いて、オーブンの中で冷まして完成。


洋梨のシュトゥルーデルは、冷やしても温めてもおいしく食べられます。そのまま食べるのも、アイスクリームやホイップクリームを添えて食べても美味しいでしょう。もしくは、アイシングシュガーを振りかけても美味しくいただけますよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。


校正Erika

 

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