バナナ:あなたの健康に良い?

バナナは世界で最も消費されている果物の1つです。バナナは「太る」または「甘すぎる」ともよく言われますが、実際のとろこ、健康に良いのでしょうか?今回は、バナナについて栄養価の面からご説明したいと思います。
バナナの糖質
バナナは比較的甘い果物ですよね。バナナのグリセミック指数は65(中程度)あり、グリセミック負荷は100 gあたり13(中程度)です。こちらの食品の指標と血糖負荷のリストをご覧いただくとお分かりかと思いますが、バナナは他の果物と比較してグリセミック指数が高いです。
つまり、毎日数本のバナナを食べると、血糖(血糖値)に影響を与える可能性があります。インスリンの分泌(血糖調節ホルモン)に大きな影響を与える可能性があることを示しています。長期的または特定の場合(糖尿病、太りすぎなど)では、これは健康状態に影響を与える要因となる可能性があります。
また、炭水化物に関しては、でんぷん(約4%)、ショ糖(約8%)、ブドウ糖(約4%)、果糖(約4%)が含まれています。バナナが成熟すればするほど、バナナに含まれるでんぷんは単糖へと変化します。インスリンに対する糖の作用は大きいですが、消化しやすいのです。
そして、繊維(未消化の炭水化物)に関しては、バナナの含有量は平均的な新鮮な果物よりもわずかに少なく、他の果物の平均が2.8 gであるのに対し、バナナは100gあたり約2.7gです。