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  • 執筆者の写真Johanna

タイで朝食に食べられるお粥



タイで食べられる理想の朝食


今回は、下ごしらえ10分、調理時間50分のタイで食べられるお粥をご紹介します。

1ヶ月タイに滞在した際に、このスープを発見し、毎朝いただきました。

消化の状態がよく、ちょっと痩せたいときに最適です...。

作り方はとても簡単です。

大量の水でご飯を炊き、味付けをするという、シンプルなお粥です。



【作り方(2名分)】


・バスマティライス(または丸米、もち米)60gを前日の夜に水に浸しておく。

・翌朝、水気を切り、塩を加えた熱湯600mlに刻んだ新生姜1かけを入れ、強火で2分、弱火で40分ほど煮込む。

・煮込んでいる間、時々かき混ぜる。

・ご飯を煮込み、粥状になったら、お粥をお椀に取り分ける。

・お粥の入ったお椀に卵の黄身をのせる。

・ねぎ、フライドオニオン、ペッパーミル、しょうゆ、そしてコリアンダーを散らして完成。



ひとことアドバイス


この朝食は、フィリップ・シオノー氏の著書「ses aliments qui nous guérissent」のレシピの一つです。米は脾臓と胃を丈夫にし、消化を良くします。上記の基本レシピから、お好みで甘いものや香ばしい旬の食材を加えてもよいでしょう。

タイではミートボールを入れるのが一般的ですが、エビを入れたり、野菜を入れたり(家庭ではセロリやフェンネルを煮汁に入れたりします)するバリエーションも見かけました。



中国の食養の観点から見ると、

お粥に使用した食材はそれぞれ以下の身体への効果が期待できます。


・米はクセがない風味で、脾臓と胃への効果が期待できます。

・生の生姜は辛味と温性の性質があり、肺・脾臓・胃に効果があります。

・ゆぬめの温度にした卵黄は、心臓・脾臓・腎臓を目標にし、血液を整えます。

・コリアンダーは辛味と温性があり、脾臓、胃、肺に効果があります。

・タマネギとニラはマイルドな辛味で、脾臓と胃に効果があります。

・醤油は塩辛く、脾臓、胃、腎臓に効果があります。



白米の他に、玄米や半玄米を使用して作ることもできます。お米は長時間炊くので、玄米が適していますが、玄米であれば2時間以上炊くことになります。

前日に米のスープを準備し、翌朝になったらスープを弱火で加熱し、場合によっては少し水を加えて調整してみてください。

卵の黄身は、煮込んだものがお好みならスープの中に、生のものがお好みなら、お粥をよそったお椀の上にのせて、お召し上がりください。



食べすぎた年明けに、ご自身の体調を整えるために、タイの朝食に食べられるお粥を取り入れてみてはいかがでしょうか。




校正Erika

 

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