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植物性メラトニン:睡眠への自然なアプローチ

私は睡眠の重要性や、睡眠によって日々の活力にどのように影響を及ぼすのかをよく話題にえがることは多いと思います。皆さんの中には睡眠時間を確保するために早く寝ようとすると、「なかなか寝付けない」という方も多いのでないでしょうか。確かに、サーカディアンリズム(概日リズム*)が乱れているときは、外部の力を借りないとなかなか整わないことも...。そこで、今回は植物性メラトニンについてのお話と、睡眠を取り戻すための自然な解決策をお伝えしたいと思います。


概日リズム*:約25時間周期で変動する生理現象

メラトニンとは?


メラトニンは体内で生成されるホルモンの一種です。このホルモンは、睡眠と覚醒のサイクル、つまりサーカディアンリズムを調節する役割を担っています。夕方になると眠たくなるのも、朝起きる時間が自然とわかるのも、このメラトニンのおかげです。


その働きはとてもシンプルです。太陽が昇る日中から、太陽が沈み月に変わっていくと、メラトニンの量が増えていきます。こうして、夕方になると自然と眠りたくなるのです。


しかし、夜になるとスマホの画面やその他にも障害になるものに妨げられ、この貴重なメラトニンがうまく分泌されないことがあります。



メラトニンと植物性メラトニンの違いは何ですか?


メラトニンはホルモンの一種であることはご理解いただけたと思います。しかし、メラトニンの食品サプリメントと植物性メラトニンのサプリメントはどう違うのでしょうか?


一般的に食品サプリメントに含まれているメラトニンは、合成分子の形をしています。自然療法士として、また「自然」を守る者として、私がこれをあまり好まないことはご想像いただけると思います。私は、植物が持つ良さに頼る方が好きなのですが、結局のところ、なぜだかお分かりでしょうか?


合成メラトニンは、内分泌かく乱物質(ホルモン機能かく乱物質)と言われており、ホルモンへの攪乱作用が強く疑われる分子が配合されてできているのです。つまり、言うまでもなく、その製造にはナノ粒子、遺伝子組み換え作物、防腐剤などがよく使われていることを意味します。


一方、植物性メラトニンは、植物から抽出されたものです。植物にもメラトニンは含まれており、寝つきをよくするための自然な解決策として最適なのです。そう、人間だけでなくこのホルモンは、植物や動物に含まれるものなのです。しかし、ここで注意していただきたいのは、様々な植物性メラトニンがありますがすべてが同じというわけではないことです。



どの植物のメラトニンを選ぶか?


植物性メラトニンの違いは、その抽出方法にあります(もちろん摂取量にもよりますが…)。


特に高温下での「破壊的」なプロセスで抽出されたものは、品質が劣る可能性が高いのです。一方で、植物の有効成分を尊重して低温で抽出された植物性メラトニンは、高品質の製品を扱っていることを意味します。



個人的には、賦形剤や有害な添加物を使用せず、セントジョーンズワートから抽出したDynveo社の植物性メラトニンをお勧めします。



寝る30~45分前に1カプセルを飲むと、体に十分なメラトニンを与えて眠りを促す効果があります。


また、植物性メラトニンは、時差ボケの回復にも摂取することができ、素晴らしい効果を発揮しますので、旅先に持って行くのもいいですね。


皆さんの睡眠への理解に少しでもなれたらと思います。


校正Erika

 

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