健康に良い油脂の調理方法
更新日:2021年10月19日
耐熱性の違いにより、すべての油脂が調理に適しているわけではありません。健康を維持するためには、油脂によっては、調理に使わない方が良いものあります。
この記事では、健康を害することなく料理をするための油脂をご紹介します。

脂肪の異なったタイプ
私たちの日常の食卓には、フライパンやオーブン、鍋などを利用した料理があります。フライパンにはバターやオリーブオイル、揚げ物にはひまわり油、お菓子にはバター......というように、調理によって使う油を変えている方も多くいらっしゃると思いますが、実際のところ、これらの油脂はそれぞれの調理に適しているのでしょうか?
というのも、すべての油脂が同じように熱に耐えるわけではなく、脂肪酸の含有量によって異なるからです。
・飽和脂肪酸:栄養成分表示に「飽和脂肪酸を含む」と記載されているのを、一度は目にしたことがあるかと思います。特に、動物性脂肪やココナッツオイル、パームオイルなどがそうです。
・多価不飽和脂肪酸:オメガ3やオメガ6の成分が豊富に含まれているものがこれにあたります。
1.オメガ3:脂身の多い魚やアマニ油、チアオイルなど
2.オメガ6:ひまわり油、グレープシード油、大豆油などの植物油
・一価不飽和脂肪酸:オメガ9を多く含む油脂